虫歯・歯周病の治療
根管治療
細菌が歯の神経まで到達した虫歯(C3)
虫歯が大きくなり、虫歯菌が歯の中の神経にまで到達した場合は“歯の根の治療”が必要になります。歯の中の神経が炎症を起こしている状態を「歯髄炎」といい、歯の根の周りの歯根膜にまで炎症が起きると「歯根膜炎」といいます。
さらに感染が広がり、炎症が歯の根の先から周囲の組織や顎の骨にまで起きることを「根尖性歯周炎」といいます。
歯髄炎(pul)
- 歯の中の神経が炎症を起こしている状態
- 持続性の冷水痛や温熱痛、何もしなくても痛いといった自発痛が生じる
- 痛みが強く、痛み止めが効かないくらいの激痛になる場合もある
歯根膜炎(per)
-
- 歯の根の周りの歯根膜に炎症が及んでいる状態
- 打診痛や歯茎に嚢胞(フィステル)が生じる
- 歯根膜は歯と、歯を支えている顎の骨の境目にあるので、噛むと痛い、歯が浮く、腫れるというのが特徴
根管治療の流れ
麻酔下で虫歯菌に侵された歯の中の神経を除去し、根菅内の清掃や拡大、貼薬を数回行いながら、最後は根管内を薬剤で満たします(根管充填)。その後、支台を造り、被せ物をします。
「精密根管治療」の導入
大木歯科医院では、とても細かな作業になる根管治療を、「歯科医療顕微鏡マイクロスコープ」を用いることで、より確実で正確な治療を目指しています。
マイクロスコープ
肉眼を大きく越えた3~24倍の拡大視野で患部の状態を観察できる歯科用顕微鏡です。
肉眼では困難な根管(歯の根、神経)の中や微細な異変も捉えることができます。通常肉眼で治療する場合、歯科医師の「勘」や「経験」に頼らざるを得ないことがありますが、大木歯科医院ではマイクロスコープを用いることで、より正確な治療を行うことができ、治療精度が高いことが自慢です。
虫歯・歯周病の治療の価格一覧
基本診療
初診料※保険適用 3割負担 | ¥3,000程度(税込) |
---|---|
再診料 | ¥2,000程度(税込) |
セカンドオピニオン | ¥3,000程度(税込) |