管理栄養士ブログ

歯並びのよさ=よく噛めるではない!?

こんにちは!鈴鹿市の歯医者 大木歯科医院 管理栄養士・歯科助手の杉野です。

「口は健康の入り口」と言われています。お口の中の健康を保つことは、私たちが健康に生きていくためにとても大切なことです。健康な歯で食べ物をしっかり噛むことは、全身の健康維持に大きな効果があります。

〈よく噛むことの8つの効用〉

  • 肥満を防ぐ
  • 味覚の発達を促す
  • 発音をはっきりさせる
  • 脳の働きを活発にする
  • 歯の病気を防ぎ、口臭を少なくする
  • がんを防ぐ
  • 胃腸の働きを促進する
  • 全身の体力の向上とストレス解消

 

歯並びのよさ=よく嚙めるではない!?

骨格や歯の生え方などさまざまな原因により、上の歯と下の歯が正常にかみ合わない状態を「不正咬合」といいます。出っ歯や受け口もその一つです。

今回は「開咬」について詳しくお伝えします。

「開咬」とは、奥歯をかみ合わせたとき、上下の前歯に隙間があいてしまう状態のことです。

一見、歯並びはきれいに整って見えますが、カチンと噛んだ時、上の前歯と下の前歯に隙間ができてしまっているため食べ物を噛み切ることができません。

食事がしにくいだけでなく、食べ物をしっかりかみ砕くことができないまま飲み込んでしまうことで消化不良に繋がることもあります。

また、きちんと噛んでいない歯があるとよく噛んでいる奥歯に負担がかかってきてしまいます。

噛み合わせのバランスが崩れてしまい、顎に負担がかかってしまうと肩こりや頭痛のリスクも高くなってしまいます。

 

まとめ

歯並びや噛み合わせが悪いと、いろいろな症状がでてしまい、お口だけではなく全身にも影響を与えてしまうことがあります。

全ての歯でしっかり噛むことは、必要な栄養を摂るための条件ともいえます。

健康な歯で毎日おいしく食べることは、心と体の健康を保つ第一歩です!

歯並びや噛み合わせなど気になることがあればぜひご相談ください♪

 

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