マスク生活で顎が痛い!なぜ顎関節症を引き起こす?withコロナ
こんにちは!三重県鈴鹿市にある大木歯科医院の管理栄養士兼トリートメントコーディネーターの伊藤です。
新型コロナウイルスのパンデミックにより、顎関節症の患者様が世界規模で急増している!ということをご存知ですか?
といっても、コロナウイルスが顎関節症を引き起こす…というわけではありません。
今回は、意外なwithコロナと顎関節症の関係についてお伝えしていきます。
なぜ顎関節症を引き起こす?
コロナの感染予防のために、毎日四六時中マスクをする生活が当たり前になりましたね。
実は、そのマスク生活が顎関節症と関係しているのです。
アメリカ歯科医師会の報告によると、歯科医師の62%が患者様の顎関節症の増加を認めています。
マスクをしていると、マスクの下のお口や顎に、知らないうちに力が入りやすくなってしまいます。
息がしづらいので、顎を少し前に突き出して、マスクと顔の間に隙間を作る動きをしたことはありませんか?
そのような顎の緊張による食いしばりや、普段とは違う顎の動きが顎関節症の一因となっているのです。
顎関節症は、発症すると顎を動かす時に痛みが出たり、お口を大きく開けられなくなるなどの症状が現れます。
そうすると、お食事がしづらくなったり、食べられるものを選んでお食事しなければならなくなるかもしれません。
そのような状態では、バランスのよいお食事を摂るのは難しくなってしまいます。
対策は?
マスクをしていても、食べたり飲んだりしていない時はお口の力を抜いて、上下の歯が少し離れている状態をキープするようにしましょう。
また、マスクを外した時はゆっくりお口を開けたり閉じたりして、こわばった顎の筋肉をリラックスさせてあげるのも効果的です。
マスク生活ではお口を大きく開けることもすくなくなっているので、症状が進行してから気づく人も少なくありません。
もしも顎の痛みなど、不安な症状がございましたら、お気軽にチェックにお越しください!
あなたの顎関節への負荷を減らすための改善策をお伝えさせていただきます♪