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マウスピース矯正の治療期間は?痛みは?よくある質問

三重県鈴鹿市 大木歯科医院
歯科医師 院長 笠井啓次

 

マウスピース矯正を検討されている方は、矯正の期間は?痛みがある?など疑問点が多くあるのではないでしょうか。今回はマウスピース矯正に関するよくある質問を紹介します。

マウスピースの種類によって違いはある?

マウスピース矯正は様々なメーカーから提供されており、種類によって矯正できる範囲が異なります。例えば、インビザラインでは、部分矯正から全額矯正まで幅広い症例に対応できますが、ASOアライナーは部分矯正に特化しています。

また、マウスピースの製造工程や交換頻度、装着時間の違いがあります。種類によってメリットとデメリットが異なるので、矯正相談時にしっかり確認をしておくようにしましょう。

マウスピース矯正の痛みはどのくらい?

ワイヤー矯正と違い、痛みが少ないと言われています。マウスピース1枚当たり歯は0.2~0.5mm程と小さく歯を動かすため、痛みが少ないです。また、ワイヤー矯正と異なり、歯の表面にブラケットと呼ばれる装置を装着しません。そのため違和感が少ないのも特徴の一つです。

ワイヤー矯正と比べて期間の違いは?

ワイヤー矯正と比べても矯正の期間はさほど違いはありません。症例や治療計画によって期間は異なりますが、治療期間は1年半~2年ほどかかります。

矯正治療後は、両者とも保定装置を装着して、後戻りを防ぐ必要があります。保定装置の装着期間は1~3年程度です。

マウスピースは発音に影響はある?

歯並び全体にマウスピースを装着するため、発音に影響があるか心配される方も多いですが、装着してからその日のうちに日常生活に支障がない位の会話は可能です。どの矯正装置も慣れるまで2~3日必要とします。

装置を入れたまま飲み物は飲める?

装着したまま水は飲むことができますが、糖分がある飲み物は虫歯や歯周病の原因となるため、避けるようにしましょう。また、お茶はマウスピースや着色の原因になるため、避けた方が無難です。外してから飲む分には問題ありませんが、歯を磨いてから装着しましょう。

マウスピース矯正は年齢に制限がある?

矯正装置により、始められる年齢は決められていますが、インビザライン・ファーストは乳歯と永久歯が混在する時期から矯正が始められます。また年齢に上限はありません。

まとめ

よくある質問をまとめました。マウスピース矯正はメリットが多い矯正方法ですが、デメリットもあります。治療を検討される方は、歯科医院でカウンセリングを受けて治療方法やメリットとデメリットを理解して、納得したうえで始めましょう。

 

三重県鈴鹿市 大木歯科医院
歯科医師 院長 笠井啓次

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