乳歯の基礎知識②|赤ちゃんの歯磨きはいつから?ケアと虫歯予防のポイント
こんにちは!三重県鈴鹿市にある大木歯科医院の管理栄養士、中村です。
「赤ちゃんの歯磨きはいつから始めればいいの?」 「乳歯でも虫歯になるの?」
初めての子育てをされている保護者の方から、このようなご相談をよくいただきます。
乳歯はいずれ生え変わる歯ですが、実は子どものお口の健康や歯並びに大きく関わる大切な歯です。
今回は、赤ちゃんの歯磨きを始めるタイミングや乳歯のケア方法、虫歯予防のポイントについて、わかりやすくご紹介します。
以前、【乳歯の基礎知識や役割についての記事】でも乳歯の大切さをお伝えしました。
まだご覧になっていない方は、ぜひそちらもあわせて読んでみてくださいね。
赤ちゃんの歯磨きはいつから始める?
赤ちゃんのお口のケアは、乳歯が1本生え始めた頃(生後6か月ごろ)から始めるのがおすすめです。生え始めの頃は歯ブラシではなく、ガーゼ磨きからスタートしましょう!
ガーゼ磨きでは、清潔なガーゼをぬるま湯で湿らせて指に巻き、歯や歯ぐきをやさしく拭いてあげます。この時期は、
- 授乳のあと
- 離乳食のあと
- 寝る前
1日数回お口に触れる習慣をつけることが大切です。「しっかり磨く」というよりも、お口に触れられることに慣れてもらうことを目的に行いましょう!
奥歯が生えたら歯ブラシを使おう
歯の本数が増えてきたり、奥歯が生えてきたりしたら、赤ちゃん用の歯ブラシを使い始めます。 赤ちゃん用の歯ブラシを選ぶときは、
- お口の奥まで入りすぎない安全リング付き
- どの方向からも磨きやすい360度植毛タイプ
などがおすすめです。赤ちゃんの月齢や好みによって使いやすい歯ブラシは異なるため、お子さんに合ったものを選んであげてくださいね。

赤ちゃんに歯磨き粉は必要?
赤ちゃん用の歯磨き粉は、歯が生え始めた頃から使うことができます。 最近は、
- 泡タイプ
- ジェルタイプ
など、飲み込んでも安全なものが販売されていて、うがいができない赤ちゃんでも使用できます!
無理に使う必要はありませんが、フッ素入りの歯磨き粉を使うことで、虫歯予防の効果が期待できます。
子どもの虫歯になりやすい場所
虫歯になりやすい場所は、お子さんの成長とともに変化していきます。
1〜3歳ごろは上の前歯、3歳前後では上の奥歯、3歳以降は下の奥歯が虫歯になりやすくなります。
6歳ごろになると、6歳臼歯(第一大臼歯)という永久歯が生えてきます。
この歯は奥に生えてくるうえに溝が深く、汚れがたまって虫歯になりやすいため、仕上げ磨きをしっかり行うことが大切です。

歯磨きで気をつけたい「上唇小帯」
上の前歯の中央には、唇と歯ぐきをつなぐ上唇小帯(じょうしんしょうたい)という筋があります。 この部分に歯ブラシが当たると痛みを感じやすく、歯磨きを嫌がる原因になることがあります。
歯磨きのときは、
- 指で上唇を軽く持ち上げる
- 上唇小帯をガードする
- 歯ブラシが当たらないように磨く
といった手順で行うと、痛みを防ぐことができます。

赤ちゃんの歯を守るために大切なこと
赤ちゃんの虫歯予防のためには、次のポイントがとても大切です。
- 乳歯が生えたらお口のケアを始める
- 赤ちゃんのお口に触れる習慣をつける
- 家族みんなで虫歯予防を意識する
- 年齢や歯の生える時期に合わせたケアを行う
乳歯の時期から正しいケアを続けることが、将来の虫歯リスクを減らすことにもつながります。
「歯磨きを嫌がってしまう」 「仕上げ磨きのやり方が合っているか不安」
そんな方は、早めに正しいケアを知ることで安心して子育てができます。
大木歯科医院では、歯科医師・歯科衛生士・管理栄養士が連携し、 お子さまのお口と食事をトータルでサポートしています。 小さなことでもお気軽にご相談くださいね!
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