管理栄養士ブログ

「噛む」習慣でコロナを乗り切ろう!

みなさんこんにちは!三重県鈴鹿市の歯医者 大木歯科医院 管理栄養士の伊藤です。

毎日のお食事、しっかり噛んで食べていますか?

よく「噛む」ことはお子さまの発育に良いだけでなく、家族みんなにとっても嬉しい効果がたくさんあります♪

実はよく噛むことで唾液が増えます。唾液にはさまざまな成分が含まれており、ウイルスや細菌の増殖抑制、内臓機能を活性化するなど、免疫力アップにつながるのです。

まだまだコロナは流行しています。「噛む」習慣を身につけて一緒にコロナを乗り切りましょう!

 

☆お子さまにとっての嬉しい効果☆

・あごの発育

顎が発育し、歯並びにもいい影響があると言われています。顔の筋肉が鍛えられるので、表情も豊かになります。

・味覚の発達

よく噛むことで食べ物の味がよく分かるので、味覚の発達にもいい影響を与えます。

・虫歯や歯周病予防

唾液が増えることで、歯の病気の予防にもつながります。

☆大人にもいいこといっぱい☆

・胃腸が快調に

消化を助けて、消化液の分泌を活性化します。

・口臭予防

唾液が増えることで、ドライマウスを防ぎます。

・肥満防止

満腹中枢が刺激されるので、食べすぎを防ぐ効果があります。

・がん予防

唾液の酵素には、発がん性物質の作用を消す働きが期待できるといわれています。

「かみかみレベル」

それでは、あなたの「かみかみレベル」をチェックしてみましょう!

□ 一口に30回以上、噛んでいますか?

□ お茶やジュースと一緒に流し込んでいませんか?

□ さまざまな食材や調理法を組み合わせていますか?

よく「噛む」ためのオススメ食材とは

・食物繊維の多い野菜(ごぼう、れんこん、小松菜など)

・弾力のあるもの(油揚げ、たこ、いか、海藻類など)

・歯ごたえのあるもの(切り干し大根、ナッツ、フランスパンなど)

など、さまざまな食材を組み合わせてみましょう。

調理方法で「噛む」回数をプラス

・しっかり噛んで味わうように薄味にする

・食材を大きく切って、噛む力を育てる

・加熱する際はややかために仕上げる

などの工夫で、かみかみレベルがアップします!

ただし、歯が十分に生えそろっていないお子さまは、うまく噛み切ったりすることができません。その場合は無理せずに、お子さまの噛む力に応じて、切り方や加熱時間を調整しましょう。

大木歯科医院で定期検診をうけよう

歯に痛みがあったり、抜けている歯があったり、グラグラしていてよく噛めない歯があるとお食事がしづらくなってしまいます。

よく噛めない歯をそのままにしておくことは、歯だけではなく身体の健康にも悪影響がありますので、不安のある方はお早めの来院がおすすめです!

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