歯のまめちしき

金属アレルギーの恐怖

こんにちは!鈴鹿市の歯医者 大木歯科医院 管理栄養士・トリートメントコーディネーターの林です。
先日、「金属アレルギー」についてのWEBセミナーを見て、金属アレルギーの怖さを知りましたので、ぜひ皆様にも知っていただきたいと思います。

金属アレルギーとは?

金属アレルギーは、異種の金属を混ぜた合金がだ液や汗などの液体に触れることによって金属の間に電流が発生し、金属成分がイオン化して体内に取り込まれることで発生します。

イオン化した金属は、タンパク質と結合してアレルギーの原因物質である「アレルゲン」に変質し、体が異物である「アレルゲン」を排除しようとして過剰な抗原抗体反応が起こるのです。

金属アレルギーは、すぐに症状が現れるものではありません。数年、あるいは何十年もたって突然でてくることもあります。

また、歯科用金属が原因での金属アレルギーの症状は、口内のただれや口内炎などだけでなく、ピアスやネックレスでのかぶれ、掌蹠膿疱症などの皮膚炎、肩こり、だるさ、脱毛症など全身に症状が及ぶ可能性もあります。

歯科治療ではどんな金属が使用されているの?

歯科治療では、詰め物やかぶせ物にブリッジのほか、根っこの治療後に使う土台や入れ歯などにも、様々な金属が使用されています。

なかでも銀歯と呼ばれる歯科鋳造用12%金銀パラジウム合金は、金属アレルギーを引き起こす可能性のある金属を多く含んでいます。

日本ではこの金銀パラジウム合金が保険診療で使われていますが、医療先進国のドイツや北欧の国々では使用しないように勧告が出されています。

歯科用金属が必ずアレルギーの原因になるとまでは言えませんが、口腔内の歯科用金属を除去すると軽減することがあります。

金属アレルギーを予防するには?

金属アレルギーは一度かかってしまうとなかなか完治しない病気です。予防のためには金属を使用しない治療を選択することが大切です。

自費治療ではジルコニアなどのセラミック材料が選べます。金属を使わないだけでなく、白くて美しく、歯にぴったり接着できるので丈夫で長持ちします。

最近は保険でも、被せものや詰め物にプラスチックとセラミックを混ぜた材料が選べるようになりましたが、色数が少なく、割れたり脱離しやすいという欠点があります。

既に金属で治療した歯があり、金属アレルギーが不安な患者様や、金属アレルギーでお悩みの患者様は、お気軽にご相談ください。

 

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