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矯正治療中の滑舌は悪くなる?

三重県鈴鹿市 大木歯科医院

歯科医師 院長 笠井啓次

 

 

矯正治療は、歯の表面にブラケットと呼ばれる装置とワイヤーを通して、歯並びと噛み合わせを整える治療方法。ただ矯正装置は慣れるまで違和感を覚えたり、不便さを感じる可能性があります。特に滑舌が悪くなるのか心配になる方もいるでしょう。今回は矯正中の滑舌について解説します。

 

矯正装置の種類と滑舌への影響

矯正装置には以下のような種類があります。

・ワイヤー矯正
・裏側矯正
・マウスピース矯正
・インプラント矯正
・床矯正

それぞれどのようなものか、滑舌に影響はあるのか見ていきましょう。

 

表側矯正

矯正と聞くとこの方法を思い浮かべる方も多いでしょう。歯の表側にブラケットと呼ばれる装置にワイヤーを通して歯を動かします。この方法は矯正が終わるまで外すことができません。また歯の表面に装置をつけるため、慣れるまでの1週間程度は、発音が悪くなることもあります。

裏側矯正

歯の裏側にブラケットとワイヤーをつけて歯を動かす方法です。歯の裏側に装置をつけるため、目立たずに歯並びを整えることができますが、それにより舌に装置が当たり、発音が悪くなりがちです。

マウスピース矯正

マウスピースを使った矯正治療法。インビザライン・アソアライナーなどに代表されるようなものがあります。使用するマウスピースは透明で、目立たずに歯並びを整えることができます。またご自身で取り外しが行なえ、食事もいつも通り楽しめるのがメリット。マウスピースは薄いため装着しても滑舌に影響を与えることはほとんどありません。

インプラント矯正

インプラント矯正とは、ワイヤー矯正・マウスピース矯正と併用して行うもので、奥歯を後方に移動したいときに、歯を支えている骨に小さなネジを埋めてそこを固定源とし、矯正用のゴムかけて歯を動かす方法です。インプラント矯正そのものは滑舌に影響を与えることはありません。

床矯正

主に小児矯正に使われる装置で、代表的なものに拡大装置と呼ばれる装置があります。これは顎の骨を広げることを目的としており、装着時は慣れるまで滑舌に影響があります。

 

矯正装置に慣れるまで滑舌は悪くなる

お口の中に異物が入るため、違和感を覚えたり発音しにくくなるといったことがあります。特に裏側矯正は舌の動きが制限されるため、滑舌が悪くなることも。ただ1週間程度で慣れてきます。ただ吹奏楽をしてる方・歌を歌う方は矯正治療をするとそれらに影響を与えてしまうことがあります。このような方はマウスピース矯正を選択することができますが、対応できる症例は限られているため治療前に担当の矯正医とよく相談しておきましょう。

 

まとめ

今回はそれぞれの矯正方法と滑舌について解説しました。装置によって発音のしやすさは異なりますが、1週間程度で慣れることがほとんどです。また歯並びが整うことで今まで以上に滑舌が良くなります。矯正治療を希望する方はまずは歯科医師に相談してみると良いでしょう。

 

三重県鈴鹿市 大木歯科医院

歯科医師 院長 笠井啓次

 

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