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マウスピース矯正のメリットとは?|6つの効果を解説

目立たずに矯正ができることから、近年ではマウスピース矯正を選択する方が増えてきました。そこで、マウスピース矯正のメリットを6つ紹介します。

薄くて透明な装置で、目立たずに矯正ができる

マウスピースの素材は、薄くて透明なポリウレタン製です。ワイヤー矯正と違って目立たずに矯正ができます。

 

ワイヤー矯正でも、裏側矯正や白いブラケットで目立たずに矯正が可能ですが、通常の矯正治療よりも費用が高額になる傾向にあります。

 

マウスピース矯正では、通常の矯正治療と同等、または費用を抑えることができます。

 

また、結婚式など特別なイベントの際は、外して参加ができるため、周囲に気づかれることがありません。

 

しかし、1日20時間以上と装着時間が決められています。取り外している時間が長くなるほど、計画通りに矯正が進まなくなるので注意が必要です。

マウスピース矯正は取り外しができるので、食事がいつも通り楽しめる

取り外しが可能なマウスピース矯正は、食事中は外して使用します。ワイヤー矯正では食べ物が詰まってしまったり、食べにくかったりしますが、マウスピース矯正はいつも通りに食事が楽しめます。

 

食事の後は必ず、歯磨きをしてからマウスピースを装着します。食べかすがついたまま、装着するとむし歯、歯周病になる可能性が高くなります。

 

外食の際は、エチケットとしてパウダールーム等で外し、ケースに保管しましょう。

 

マウスピース矯正はいつも通りに好きなものが食べられるのは、ワイヤー矯正にはない最大のメリットです。

マウスピース矯正はむし歯、歯周病になりにくい

外して歯磨きができるので、口腔内を清潔に保つことができます。ワイヤー矯正では歯にブラケットといわれる装置を装着するため、歯垢が溜まりやすく、むし歯、歯周病のリスクが高くなります。

 

マウスピース矯正は装着する前に歯磨きを丁寧に行うことで、むし歯、歯周病のリスクを減らすことが可能です。

金属アレルギーの心配がない

マウスピースの素材は、薄く弾力のあるポリウレタンでできています。また、歯を動かすために、歯の表面に装着するアタッチメントはコンポジットレジンというプラスチックを使用します。

 

金属を使用しないため、アレルギーの心配がありません。金属アレルギーがあり、矯正を諦めていた方にとって、マウスピース矯正は最適な治療方法です。

ワイヤー矯正よりもストレスが少ない

0.5mmと薄い素材のマウスピースなので、ワイヤー矯正と比べて違和感がありません。また、ワイヤーが当たって口内炎ができやすいなど、トラブルがなく、ストレスが少ないのが特長です。

 

マウスピース矯正は2週間に1度など決められて計画に沿って、新しいものに交換します。初めて装着した場合や、交換後、痛みを伴う場合がありますが、3日程経過すると痛みが和らぎます。ワイヤー矯正と比べて痛みが少ないのもメリットです。

 

まとめ

マウスピース矯正のメリットは

・目立たずに矯正ができる

・食事がいつも通り楽しめる

・むし歯、歯周病になりにくい

・金属アレルギーの心配がない

・ワイヤー矯正よりもストレスが少ない

 

マウスピース矯正は年々進歩し続けています。従来のマウスピース矯正は部分的な矯正しかできなかったのですが、症例によっては歯並び全体を矯正することができます。目立たずに矯正ができることから、矯正治療への敷居も低くなりました。

 

矯正治療を希望される方は、歯科医師とよく相談をして最適な治療方法を選びましょう。

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