歯科ブログ

花粉症で鼻詰まり・鼻水が続く方へ|口呼吸と歯の痛みを解説

春になると

  • 鼻詰まりがつらい
  • 鼻水が止まらない
  • くしゃみが続く

といった 花粉症の症状に悩まされる方が増えてきます。
花粉症は耳鼻科の症状と思われがちですが、実は 歯やお口の健康にも影響することがあります。

特に注意したいのが 鼻詰まりによる口呼吸です。
鼻が詰まると口呼吸が増え、口の中が乾燥することで

  • 虫歯
  • 歯周病
  • 口臭

などのトラブルにつながることがあります。

さらに、花粉症による副鼻腔の炎症が原因で、上の奥歯の痛みとして感じられることもあります。
この記事では

  • 花粉症で鼻詰まりや鼻水が起こる原因
  • 花粉症と歯の痛みの関係
  • 花粉症の時期に気をつけたい口腔ケア

について、歯科の視点からわかりやすく解説します。

花粉症で鼻詰まり・鼻水が起こる原因

花粉症は、スギやヒノキなどの花粉に対して体がアレルギー反応を起こすことで発症します。

花粉が鼻の粘膜に付着すると、体の免疫システムが反応し ヒスタミン という物質が放出されます。
この反応によって、次のような症状が起こります。

花粉症の主な症状
  • くしゃみ
  • 鼻水
  • 鼻詰まり
  • 目のかゆみ

花粉症の鼻水は 透明でサラサラしている のが特徴です。
これは体が花粉を外に出そうとする防御反応によるものです。

また、鼻の粘膜が炎症を起こすことで 鼻詰まり が起こります。
鼻詰まりが続くと、自然と 口呼吸 が増えてしまいます。

花粉症による鼻詰まりで口呼吸になる?お口への影響

鼻が詰まっていると、呼吸をするために 口で呼吸する習慣 が増えます。

しかし、口呼吸が続くと、口の中の環境が大きく変化します。

通常、口の中は唾液によって守られています。
唾液には次のような働きがあります。

唾液のはたらき

  • 細菌の増殖を抑える
  • 虫歯を防ぐ
  • 歯ぐきを健康に保つ
  • 食べかすを洗い流す

しかし、口呼吸になると口の中が乾燥しやすくなり、唾液の働きが弱くなります。
その結果、次のような問題が起こる可能性があります。

口呼吸によるお口のトラブル

  • 虫歯のリスク増加
  • 歯周病の悪化
  • 口臭の原因
  • 歯ぐきの炎症

特に寝ている間は口呼吸になりやすいため、朝起きたときに

  • 口の中がネバネバする
  • 朝起きると口が乾く

と感じる方は注意が必要です。

花粉症で歯が痛い?副鼻腔炎との関係

花粉症の時期になると

  • 上の奥歯が痛い
  • 歯が浮く感じがする

と訴える患者さんがいます。
この場合、歯が原因ではなく 副鼻腔の炎症 が関係していることがあります。

副鼻腔炎(蓄膿症)と歯の痛みの関係

鼻の周りには 副鼻腔(ふくびくう) という空洞があります。
その中でも 上顎洞(じょうがくどう) は、上の奥歯のすぐ上に位置しています。
花粉症によって副鼻腔に炎症が起こると、次のような症状が出ることがあります。

副鼻腔炎による歯の症状

  • 上の奥歯が痛む
  • 歯が押されるような感覚
  • 噛むと違和感がある
  • 頭を下げると歯が痛い

この場合、レントゲン検査をすると 歯には問題がないケース も少なくありません。
歯科では

  • 歯が原因なのか
  • 副鼻腔が原因なのか

を判断することができます。

歯の痛みと花粉症の関係については、こちらの記事でも詳しく解説しています。
👉「花粉症で歯が痛い?奥歯が痛む原因は副鼻腔炎かも|虫歯との見分け方と対処法」

花粉症で鼻詰まりがあるときの口腔ケア

花粉症の時期は 鼻詰まりや口呼吸の影響でお口のトラブルが増えやすいため、
普段以上のケアが大切です。

1 水分をしっかりとる

口の乾燥を防ぐために、こまめな水分補給を意識しましょう。
唾液の分泌を保つことがお口の健康につながります。

2 丁寧な歯みがきを行う

花粉症の時期は細菌が増えやすくなるため、

  • 歯ブラシ
  • デンタルフロス
  • 歯間ブラシ

などを使ったケアがおすすめです。

3 定期的な歯科検診

口の乾燥や歯ぐきの炎症は、自分では気づきにくいことがあります。
歯科医院で

• 虫歯&歯周病のチェック
• 歯石除去
• クリーニング

を受けることで、お口の健康を維持することができます。

よくある質問(FAQ)

花粉症の鼻詰まりで歯が痛くなることはありますか?

あります。
花粉症によって副鼻腔に炎症が起こると、上顎洞が圧迫され、上の奥歯の痛みとして感じられることがあります。

花粉症で口呼吸になると虫歯になりやすいですか?

口呼吸になると口の中が乾燥し、唾液の働きが弱くなります。
その結果、虫歯や歯周病のリスクが高くなる可能性があります。

花粉症の時期に歯医者へ行く必要はありますか?

歯が原因の痛みなのか、副鼻腔炎による痛みなのかを判断するためにも、
歯科医院での診察をおすすめします。

まとめ

花粉症は鼻の症状だけでなく、歯やお口の健康にも影響することがあります。
特に注意したいポイントは次の通りです。

  • 鼻詰まり → 口呼吸になる
  • 口の乾燥 → 虫歯や歯周病のリスク増加
  • 副鼻腔炎 → 上の奥歯の痛みの原因になる

花粉症の時期は、いつも以上に お口のケアと定期的な歯科検診 を心がけることが大切です。

大木歯科医院では、歯の痛みだけでなく お口の違和感やトラブルの原因を丁寧に確認しています。

「花粉症の時期になると歯が痛い気がする」
「鼻詰まりで口呼吸になっている気がする」

三重県鈴鹿市で歯の痛みや違和感が気になる方は、
お気軽に当院へご相談ください。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る