矯正症例紹介

矯正治療〜骨移植〜インプラント

下顎左右の奥歯がグラグラするという患者様で、実際にレントゲンで確認させていただいたところ
歯根破折をしており、抜歯せざる負えない状態でした。

治療プランとして、矯正治療をして理想的な歯並びにしてから、欠損している部位にインプラントを埋入して、しっかりとかませるというプランです。

残せない歯を抜歯後、矯正治療がスタートしました。
患者様が接客業をされているということで、極力見えにくい矯正器具を希望されましたので、見えにくい矯正器具と白いワイヤーと上顎に関してはリンガルブラケットという、舌側(歯の裏側)にブラケットを取り付ける矯正治療法です。リンガルブラケットは一般的な表側矯正の矯正治療と同等の矯正効果が得られ、表側から装置がまったく見えないというメリットをもつ治療法です。

約2年で理想的な歯並びに矯正できたところでインプラントオペですが、CTで顎の骨の厚みを測ったところ、インプラントを埋入できる骨の厚みがなかったため、GBRという骨移植を行いました。

骨移植後、およそ半年間で理想的な骨の厚みになったため、左右下顎に4本のインプラントを埋入しました。

埋入後は、インプラント体が骨に生着する期間(オッセオインテグレーション)3ヶ月ほど、待ってからジルコニアで出きた上の歯をセットして完成です。

これまで、歯の動揺があったことと、先欠で歯がない部位がありかみ合わせも悪かったため、しっかりと噛むことでができませんでしたが、矯正をしてからインプラントで歯を作ったことで、すべての歯でしっかりと噛むことができ、機能面でも見た目でもとても美しいお口元になりました。

Before

After

大木歯科医院では、虫歯治療からお口の中のメンテンス、そして矯正治療とインプラントなど、保険診療から自費診療まで総合的に歯科診療をおこなっています。

歯のこと、お口のことでお悩みの方、ぜひ一度当院までお電話(059-395-1000)またはホームページからご予約の上ご来院下さい。
セカンドオピニオンも受付しております。

主訴
下顎左右の奥歯がグラグラする
診断名、主な症状
右下6左下6 歯根破折、左下c乳歯晩期残存、右下45左下45右上5左上45先天性欠損、右上2左上2矮小歯
年齢 性別
40代 女性
治療に用いた主な装置
ハーフリンガル(上顎リンガルブラケット、下顎ラビアルブラケット)+インプラント
抜歯部位
右下6左下6
治療期間
3年6ヶ月
治療費
¥2,065,000-
リスクと副作用
・上の歯に食べ物が挟まりやすい ・慣れるまでは歯が磨きにくい ・慣れるまでは舌がワイヤーに引っ掛かる
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