矯正治療とは

大人の矯正

矯正治療は子どもだけのもの?

成人に対する矯正歯科治療

いえいえ、そんなことはありません。
大木歯科医院では、多くの成人された患者様にも矯正治療を受けていただいております。

矯正治療は、ただ見た目をキレイにするだけのものではありません。
歯並び・噛み合わせが悪いと、歯磨きが難しい為、虫歯や歯周病にかかりやすく歯が悪くなる原因となります。
特に歯並びが悪いことが原因で歯周病に困っている方は、矯正治療で歯並びをよくすることによって歯周病が改善することもあります。
そして、清掃状態が悪いと口臭の原因にもなりかねません。
また、噛み合せが悪いことにより、しっかり咬む事が出来ず、年齢を重ねていくと顎の関節に痛みがでる顎関節症になる場合があり、今後何十年も使っていく歯並び、噛み合せを良くすることは、今後の生活に大きなメリットをもたらします。

お子様の矯正治療に比べると、少し時間はかかりますが、自分の意思で噛み合わせを治したい、見た目をきれいにしたい、という目標がある為治療もスムーズに進み、いい時期での治療ともいえます。

当院では、セラミックでできた透明の矯正装置や、透明のマウスピースを使って矯正をするマウスピース矯正(インビザライン)、歯の裏側に矯正装置をつける舌側矯正など目立たない矯正方法があります。

また高齢の方でも健康な歯や歯ぐきであれば治療は可能です。

成人の矯正治療に関するよくある質問

Q. 差し歯や被せ物・詰め物があっても大丈夫ですか?

A. 差し歯があっても矯正治療は可能です。

Q. 40歳を過ぎていてますが矯正治療はできますか?

A. 年齢は関係ありません。しかし、歯周病があまりにも進行している場合、矯正治療ができないことがあります。
まずはレントゲン撮影や歯周病の検査をし、歯周病の状態を確認をします。

Q. 歯周病で歯が動き、歯並びが悪くなり気になっています。

A. 歯周病の治療をしっかりと受けていただき、炎症のコントロールができている患者様であれば矯正治療が可能な場合が多いです。

Q. 歯を抜かずに矯正治療をすることはできますか?

A. 当院もできる限り、今ある歯を抜かずに矯正治療を行えるよう最善を尽くします。
しかし、重度の出っ歯の方や重度の叢生(デコボコ)の方の場合は歯を抜く必要が出てきます。
歯を抜かずに矯正治療ができるかは、一度レントゲン撮影をして診査診断をする必要があります。

Q. 治療中の見た目が気になるのですが、目立ちにくい矯正装置はありますか?

A. 当院では矯正装置が目立ちにくいセラミックでできた透明の矯正装置や、矯正装置を歯の裏側に装着する舌側矯正、透明なマウスピースを使用するマウスピース矯正(インビザライン)など、患者様にあった多くの矯正装置を使用しています。治療中の見た目が気になるという方もどうぞご安心ください。

Q. 前歯の出っ歯が気になるのですが、前歯だけ矯正治療をすることはできますか?

A. 前歯だけ部分矯正をすることは可能ですが、お口の中全体の噛み合わせを考えず、前歯だけ矯正治療をすると結果的に、今まで以上に噛み合わせが悪くなる場合があります。
前歯だけの部分矯正をご希望の方は、まず部分矯正を行っても問題がないかを確認する必要があります。診査診断の結果、全体的に矯正装置を付ける必要がある場合もあります。

Q. 子どもの頃、矯正治療をしていたのですが再治療は可能ですか?

A. 再治療は可能です。
一度、矯正治療を行っている方は、歯並びがある程度整っている状態の方が多い為、治療期間が抑えられる可能性があります。

矯正治療における一般的なリスクと副作用

矯正歯科治療は、顎や歯を動かすことによって歯並びを整え、咬み合わせを改善することで、健やかな人生を送っていただくためのものです。しかし、治療のデメリットもあることを理解していただかなくてはなりません。

一般に以下のことが挙げられていますが、治療を受けられる年齢や時期によって異なりますので、実際に矯正歯科医を受診され詳しくお聞きいただき、矯正歯科治療を受けるかどうかお決めになることをお勧めいたします。

  1. 少しずつ顎や歯を動かすために、長期間の治療となる。
  2. 基本的に保険が適用されず、自費すなわち患者さんの全額負担となるため、高額になることがある。
  3. 装置を装着するため痛みや圧迫感があり、ストレスとなる場合がある。
  4. 歯並びを整え、咬み合わせを改善するため、やむを得ず健康な歯を抜くことがある。
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