インプラントとは

インプラント治療のセカンドオピニオン

セカンドオピニオン最近では、他院で骨が少ないためインプラント治療ができないという患者様にも多くご来院いただいております。
当院では、骨が少なくインプラント手術ができない患者様に対して、骨移植を行ってからインプラントを埋入するという手術を多く行っております。

従来、インプラント治療は顎の骨にチタンでできたフィクスチャー(インプラント体)を埋入しその上に人工の歯を作るのですが、長い間入れ歯を使用していた患者様や元々骨の少ない患者様へのインプラント治療は困難でした。

当院で骨移植として用いている骨は、自家骨(ご自身の下顎(下アゴ)の親知らずがある部分やオトガイ骨(下アゴ前歯の根元))やBio-Oss(バイオース)という、骨伝導に優れた天然のウシ由来多孔性骨補填剤です。Bio-Oss(バイオース)は15時間以上の高温加熱処理を経て製造されているので、感染の危険性はありません。
主にその2種類を混ぜて使用し、インプラントを埋入します。

他院で骨がない為インプラント治療を断られた患者様のセカンドオピニオンも、随時受け付けておりますのでお気軽にご相談ください
丁寧なカウンセリングとCTレントゲンによる診査診断により、患者様一人ひとりに適したインプラント治療計画を立てさせていただきます。

インプラント治療を諦めないでください!

骨移植の種類

CTレントゲン分析の結果、そのままの状態では顎の骨の量が足りない場合や上顎洞との距離が近いためインプラント体を埋入できない場合は、骨移植の処置が必要になります。
その方法として、サイナスリフト・ソケットリフト・GBRという骨移移植方法があります。

サイナスリフト

サイナスリフトサイナスリフトとはインプラントの挿入スペースを確保するために、顎の骨量を増やす骨増成手術です。
上顎洞粘膜を上顎洞から剥離して挙上し、そこで出来た空間に人工骨や他部位から採取した自家骨を移植することで、上顎洞底線の位置を上げ、インプラント埋入手術に必要な骨の厚みを作る治療方法です。

骨の形成には、通常であれば半年から一年程度の期間が必要で、治療期間が比較的長期になることが予想されます。通常は顎骨が薄く、治療が不可能だったインプラントの使用を可能にする治療法です。しかし、デメリットとして、ソケットリフトに比べて腫れやすく、痛みもあり、細菌感染のリスクも高く、患者様の負担が多くなってしまいます。

治療費…216,000円(税込)※1ブロック単位

ソケットリフト

ソケットリフト上顎の奥歯にインプラントを埋入したいときに、顎の骨の上には服鼻腔である上顎洞が存在しているため、骨の厚みが5〜8ミリ程度しか確保できない場合があります。

ソケットリフトとは、通常は最低10ミリのインプラントを埋入するため、5ミリ程度まで骨の厚みが足らないときに行われるテクニックです。

術式は、上顎洞ギリギリまでドリルで穴を開け、残っている上顎洞よりの骨壁をオステオトームという器具で、叩き骨折をさせます。
骨折させたあとその部位に骨補填材を圧入し、その圧を利用して上顎洞粘膜を押し上げ、インプラントが埋入できるスペースを作ります。

治療費…54,000円(税込)※1歯単位

GBR

GBRGBRとは、骨誘導再生法の略式です。歯周病や虫歯などが原因で欠損した骨組織を再生・修復する治療法です。

歯槽骨は歯を支える骨ですが、歯が何らかの原因で欠損すると急速にこの骨の部分が衰えていきます。そのため、インプラントを植立しようとする場合には、土台となる歯槽骨の骨の部分に一定の厚みがあることが必要ですが、5ミリ以下の場合にはインプラントを埋入することが外科技術的に難しいため、GBR法が使われることになります。

通常であれば、インプラント埋入手術前に必要な骨の厚みを先に作ってしまうか、もしくはインプラントの手術の時に同時に作ることがあります。

治療費…54,000円(税込)※1歯単位

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